越後最古の温泉、出湯温泉
「大同四年(809年)、この地を訪れた弘法大師(空海)が、錫杖を地面についたら、温泉が湧き出てきたそうな。」出湯温泉に残る伝説です。
寺伝のほか、鎌倉時代にこの地を治めた大見氏の「大見文書(1283年)」にも、「白河荘猿田村并湯川条…」
とあり、温泉が湧いていたことが分かります。
開業300余年、木造3階建、国登録有形文化財の宿
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「大同四年(809年)、この地を訪れた弘法大師(空海)が、錫杖を地面についたら、温泉が湧き出てきたそうな。」出湯温泉に残る伝説です。
平安時代以降は九条藤原氏の荘園でした。平安末期には、九条氏・城氏に関わる密教寺院が建立されたようです。
華報寺さまは、鎌倉時代に栄えました。鎌倉時代の古文書には「華報寺」の名が見られ、また、京都東福寺の僧無関普門(むかんふもん)さまが入寺しました。この方は帰京の後、南禅寺を開山しています。藤原氏に関わるお坊さまの入寺、また地頭大見氏の庇護があり、中世考古学のフィールドでは、華報寺さまの広大な中世墳墓は全国的にも著名です。多くの遺物が残りますが、特に石造物の出土は新潟県最多を誇ります。開山堂に納められている板碑(いたび)や、本堂裏手にある、県内最大・最古の宝篋印塔(ほうきょういんとう)は一見の価値があります。
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佐渡出身の鋳金工芸作家。昭和35年、人間国宝となりました。金型界に旋風を起こした人物として知られています。旧清水屋旅館さん玄関脇に記念碑があります。